11/19 英国で販売されている「マヌカ・ハニー」、半数はニセモノ?

英国で販売されている「マヌカ・ハニー」の約半数がニセモノであると、ハチミツ大手メーカーが訴えていることを「デイリー・メール」紙が報じている。

ニュージーランドの原住民であるマオリ族が薬として使っていたという、マヌカという植物の花から集められたハチミツ「マヌカ・ハニー」。高い抗菌作用を持ち、ピロリ菌・大腸菌などの胃腸疾患の改善、風邪の予防や虫歯の防止などに効果があるとして、世界中で人気を集めている。

こうした効能ゆえに1瓶9~60ポンドと普通のハチミツよりも価格が高く、良質なものほど値段も上昇。英国では、年間2000万ポンドもの売上げを記録しているという。

しかし、英国のハチミツ製造会社の大手「Rowse Honey」がマヌカ・ハニーの実態について調査したところ、毎年ニュージーランドで生産されているマヌカ・ハニーは2,500~3,000トンであるにもかかわらず、6,500トンが販売されていることが判明。同社は、「英国で販売されているマヌカ・ハニーの45%がニセモノの可能性がある」と発表した。

マヌカ・ハニーは十分な量のメチルグリオキサール(MGO)が含まれていることが条件で、MGOの含有量が多いほど「良質」とされる。調査によると、高級デパート「ハロッズ」で販売されていた「The Manuka Doctor」「Queen Bee Manuka」の全商品においてMGOは少量しか含まれておらず、また同じくデパート「ハービー・ニコルズ」の店頭に並んでいた「Manuka 15+」にはなんとMGOがまったく含まれていなかったという。

「ハービー・ニコルズ」は「サプライヤーを信じていた…。100%信頼できるマヌカ・ハニーを提供できるよう努力していく」とコメントしている。