Q285スコーンと紅茶のセット、なぜ「クリームティー」と呼ぶの?

Aふむふむ。出かけ先で小腹が空いたとき、カフェなどでついつい注文したくなるクリームティー。いわゆるスコーンと紅茶のセットなのじゃが、なにゆえ「クリームティー」と呼ばれておるのか?
それは、クリームティーの主役は紅茶ではなく、もちろんスコーンでもなく、実はスコーンの上にのったクロテッドクリームだからじゃ! クリームティーの歴史はアフタヌーンティーよりも古く、その起源はなんと11世紀。バイキングによってデヴォンのとある修道院が破壊され、それを建て直そうと地元民が協力。力添えに感謝した修道士らが、クリームとフルーツのジャムを塗ったパンをふるまったのが始まりじゃ。デヴォンはクロテッドクリームの名産地ゆえ、とにかくクリームを山盛りのせたそうじゃ。彼らにとっては、「スコーンを食べる」というよりも、むしろ「クリームを食べる」レベルじゃったのかもしれんな。
19世紀に入る頃にはパンがスコーンに代わり、クリームたっぷりのスコーンを紅茶と一緒に楽しむゆえ、いつの間にやら「クリームティー」と呼ばれるようになったというわけじゃよ。
ちゃーんと理解したか? ちなみに、これから数週間は甘いものシリーズ講座を開くゆえ、スイーツ好きは要チェックじゃぞ!
週刊ジャーニー No.1460(2026年9月3日)掲載
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