虐待と勘違いされ…蒙古斑で逮捕! その1

■ 生後6ヵ月の赤ちゃんの母親が「蒙古斑(もうこはん)」を虐待による「あざ」と間違えられ、逮捕される事件があった。BBC(電子版)が報じた。

臀部に現れた蒙古斑。© abby lu

ネパール出身のラクスミ・サパさん(29)の息子は、青灰色のあざ「蒙古斑(ブルー・スポット)」を持って生まれた。ところが、サパさんは病院で医療スタッフと警察に児童虐待を疑われ逮捕されたという。活動家らは、蒙古斑に対する見識を高めるよう呼びかけ、誤診によって冤罪を着せられることは、家族に「壊滅的」な打撃を与えかねないと話している。ベイジングストーク在住のサパさんは、5月に赤ちゃんの青い斑点が濃くなり、さらに新しい斑点ができたことを心配してGPに相談。サパさんの息子は生まれたときから体に青い斑点があり、カルテにも記載されていた。

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サパさんはGPからベイジングストーク&ノース・ハンプシャー病院を紹介され、そこで赤ちゃんへの暴行と育児放棄の容疑で警察に逮捕された。サパさんは赤ちゃんと引き離され、診断書が出て釈放されるまで、警察署の独房で20時間を過ごした。サパさんは「生まれてから一度も赤ちゃんと離れたことがなかったから辛かった。医学的な証拠もなく犯罪者扱いされ、独房で一晩過ごした」と語った。釈放された後、ソーシャルサービスの家庭訪問で赤ちゃんに危険はないと判断されたという。皮膚科医は、その跡は蒙古斑(blue spot)であり、打撲によるあざ(bruises)ではないと診断。警察は暴行がなかったことを確認した。

ブルー・スポット・キャンペーンの創設者フェイ・ホイーラー氏は「ブルー・スポットの誤診の報告を定期的に受けている。医療専門家への不信感につながっている。教育や訓練が不足していると感じる」とコメント。ハンプシャー病院NHS財団トラストは「医療スタッフは、ガイドラインに従っていた。あざと蒙古斑の区別は困難なため、プロトコル(手順)に従わなければならない」と病院側を擁護した。By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)

虐待と勘違いされ…蒙古斑で逮捕! その2 はこちら
https://www.japanjournals.com/uk-today/19193-240723-2.html


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