アマゾン「Alexa」に続き、グーグルも盗聴!?

あなただけの Google アシスタント。© Google Japan

■ Amazonの音声認識アシスタント「Alexa」が、ユーザーとの会話内容を録音し、従業員がそれを聞いているというニュースが報じられたのが4月。今度はグーグルでも、利用者の会話を録音していることが明らかになった。「デイリー・メール」紙(電子版)が伝えた。

利用者との対話を通じて、必要とされるタスクを実行する「音声(AI)アシスタント」。テクノロジー企業大手各社がサービスを提供する一方、プライバシーの問題も明るみに出ている。
グーグルが音声アシスタント「Googleアシスタント」などを通して利用者の会話を録音していたという情報は、ベルギーの放送局「VRT News」が報じたもので、グーグルの従業員が情報源になっているとされる。
グーグルは、下請けの従業員に対して録音した一部のデータへのアクセス権を与えていることを認めており、データは音声アシスタントの性能向上を目的に言語専門家が分析しているという。
「Googleアシスタント」は、利用者が「OK Google」「Hey, Google」と語りかけることで会話が始まる仕組みだが、この掛け声を発していなくとも、録音されているケースも見られたという。
「VRT News」によれば、情報源からもたらされた1000件を超えるデータを検証したところ、153件は「OK Google」などのコマンドがなく録音されたものだったとされる。中には親子の会話、喧嘩、個人情報が含まれるような仕事上の電話、ポルノサイトを探す質問などもあったという。
データは匿名ではあるものの、シリアルナンバーで管理されており、録音に含まれる情報により個人を特定できる場合もあるのではないかと、同紙は指摘している。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)

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