中央に位置する大理石のカウンター。内装はロンドンとニューヨークをベースに活躍する人気インテリア・デザイナーのマーティン・ブルドゥニツキ氏が手掛けた。

「他のホテル・バーとは一線を画す」と評価を得ている「ザ・コーラル・ルーム」。2017年末にリニューアル・オープンした「ザ・ブルームズベリー・ホテル」のグランドフロアに位置し、珊瑚色の壁に囲まれた空間にはヴェネチアン・ガラスのシャンデリアがきらめく。一歩足を踏み入れるだけで、日常から切り離された世界へと誘ってくれるのが高評価の所以だ。

大英博物館から徒歩2分。鑑賞後に、一息つく場所としても使える。

とはいえ、もとはホテルのレセプション・エリアだったことから、通りに面した入り口を抜けたら直接バーにアクセスでき、予約なしでも気軽に入れるのも嬉しい。イングランド産のスパークリング・ワインが充実するほか(グラス9.50ポンド~)、イングランドをテーマにしたカクテル・メニュー「A Sip of England」(各14ポンド)はバーのおすすめだ。

カクテル・メニュー「A Sip of England」からケント産のフルーツを使った「The Full Bloomer」(左)と、なぜかメキシコの要素たっぷりの「London Calling」。
《 取材班からの一言 》

写真映えするのでちょっとオシャレな女子会にぴったり!バースナック、小皿料理あり(午後5時~10時30分)。

The Coral Room ザ・コーラル・ルーム

16-22 Great Russell Street, London WC1B 3NN
日~木:午前10時~深夜0時
金~土:午前10時~深夜1時
www.thecoralroom.co.uk

週刊ジャーニー No.1112(2019年11月14日)掲載

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