Q236ルーヴル美術館の「モナリザ」、観るには別料金が必要になるって?
Aふむ、そうなのじゃよ! 1月末にフランスのマクロン大統領とやらが会見を開き、ルーヴル美術館の大改修を発表したのじゃが、その中でも大きな注目を集めたのが、次の2点じゃった。
ひとつは大改修にともなう、英国を含む「Non-EU(EU圏外の居住者)」の入場料の値上げ。そしてもうひとつが、「モナリザ」専用の展示室を新設し、その部屋に入るにはさらに別料金を支払ってチケットを購入しなければならない…という、カネ、カネ、カネの新政策だったのじゃ! ちなみに、入場料の値上げは来年1月から、「モナリザ」の引っ越しは2031年までを予定しておるそうじゃ。
どうやらマクロンとやら、ノートルダム大聖堂の火災発生後の改修プロジェクトが評価されたことで、こうした大きなプロジェクトにかなり前のめりで着手しようとしておるようじゃ。
ちゃーんと理解したか? ルーヴル美術館へ行くなら、今年にした方がよいぞ。しっかり覚えておかんと、首はねちゃうぞー!
週刊ジャーニー No.1379(2025年2月6日)掲載
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