Q229エリザベスライン、東京メトロが運営に乗り出すって?
Aそうなのじゃ! 11月19日のロンドン交通局の発表を聞いて、余は椅子からすべり落ちたぞ。日本の東京メトロと住友商事、そして英国の鉄道事業会社「The Go-Ahead Group Limited」の3社で設立した合弁会社が、来年5月からエリザベスラインの運営事業をスタートするのじゃ!
エリザベスラインの現在の運行会社との契約期間が終わるゆえ、新たな会社を募っておったようじゃが、まさか東京メトロの名前を聞くとは…おったまげたぞ。ちなみに、出資比率は東京メトロ17.5%、住友商事17.5%、Go-Ahead 65%のようじゃ。契約期間は7年で、最長9.5年じゃ。ロンドン交通局は「東京とロンドンの最高の部分が、最新のエリザベスラインに持ち込まれることになる」と期待に満ちたコメントを発表しておった。
東京メトロが自社路線以外はもちろん、ましてや海外の鉄道運行に携わるのは初めてだそうじゃよ。これで遅延・運休トラブルは激減じゃな…きっとな!
ちゃーんと理解したか? しっかり覚えておかんと、首はねちゃうぞー!
週刊ジャーニー No.1370(2024年11月28日)掲載
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