Q169マーブルアーチ駅前の大理石門、なぜあんな場所にあるの?
Aふむ。地下鉄マーブルアーチ駅前に建つ、大理石の白い門。屋敷があるわけでもないのに、なにゆえあのような場所にポツンと立っているのか、不思議よのぅ。
このアーチはもともと、バッキンガム宮殿の正門だったのじゃ! ローマにあるコンスタンティヌス帝の凱旋門をマネしたもので、1833年に完成。当時は「バッキンガム・アーチ」と呼ばれておった。ヴィクトリア女王の即位時には、王室旗がひるがえるこの門の下を女王は馬車で通り抜け、初めて宮殿に入っておるぞ。
じゃが、宮殿を増築する際に「アーチなんていらなーい」と女王が言ったかどうかは知らんが、撤去することに。ハイドパークの新たな「儀式用ゲート」として、現在の場所に移築されたのじゃ。ゆえに、これまでの君主は戴冠式後のパレードで、この門の下を馬車で通り抜けておったのじゃよ。ま、チャールズ3世の時は規模縮小ゆえに通れなかったがな。
ちゃーんと理解したか? 覚えておかんと、首はねちゃうぞ!
週刊ジャーニー No.1304(2023年8月17日)掲載
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