Q159どうして結婚式で、花びらや色紙を投げるの?
Aふむ。前回はジューン・ブライドについてじゃったが、何やら結婚式ネタが続くのぅ。挙式を終えた花嫁と花婿が教会や式場から出るとき、参列者が「おめでとう!」と祝いながら花びらや小さな色紙を投げるが、こうした紙(花)吹雪のことを英国では「コンフェッティ(confetti)」と呼んでおる。実は、500年以上も続く伝統的な習慣じゃ。
英国でのもっとも古い記録は1486年。余の父、ヘンリー7世がウェストミンスター寺院での挙式後に祝賀パレードを行った際、パン屋の女将とやらが富や子孫繁栄、幸運を祈り、祝賀の列に小麦の粒を投げたのが始まりじゃ。これ以降、新郎新婦の新たな門出を祝う行為として広く伝わっていき、やがて裕福な家は花びらに、花が用意できぬ場合は花びらに似せた色紙に変わったというわけじゃよ。ちなみに、米を投げるのは米国式じゃな。
掃除が大変じゃし、環境問題に配慮すべしと、最近はコンフェッティを禁止したり、シャボン玉ならOK という式場が増えておるそうじゃ。
ちゃーんと理解したか? 余はあまり興味ないが、一応覚えておかんと首はねちゃうぞ!
週刊ジャーニー No.1294(2023年6月8日)掲載
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