Q137ガス灯って、ロンドンにまだあるの?
Aふむ、初めてガス灯が現れてから216年。今や白く明るく発光する約50万基の電灯がロンドンに立ち、「霧の都」の夜道を照らしておった柔らかなオレンジ色の光は、ほとんどが失われてしもうた。
じゃがのぉ、実は趣深いガス灯もまだかろうじて1500基ほど残っておるぞ。とくに多いのはウェストミンスター地区じゃ。国会議事堂やウェストミンスター寺院、ホースガースパレード、バッキンガム宮殿付近などで合計305基が生き延びておるのじゃよ。
これらのガス灯は「British Gas」が定期的に見回りをしておるが、安全性や環境への優しさ、メンテナンスの大変さから、次々とLED化されておる。昨年も30基のガス灯が同地区から消えてしもうたのじゃ…。
ガス灯か電灯か見分けるコツは、ガラスケースの中に小型の機械や導火線らしきものがあるかどうかじゃ。今はタイムスイッチ式で自動点火されるようになっておるゆえな。電球しかなかったら、それは電灯じゃ!
ちゃーんと理解したか? 覚えておかんと、今年もガンガン首はねちゃうぞ!
週刊ジャーニー No.1272(2023年1月5日)掲載
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