Q136英国では大晦日に、なぜ「蛍の光」を歌うの?
Aふむ。友人を家に招き、飲んで食べてワイワイ過ごすのが英国の大晦日じゃ。そして年越しの瞬間は、テムズ河の花火中継を見ながら、身体の前で両腕を交差させて隣の人と手をつなぎ、「蛍の光」を歌う。これも必須じゃ! 日本では、「蛍の光」は卒業式や閉店時に聴く別れの曲らしいのぅ。英国人は過ぎゆく年を惜しんで歌っているのか? そもそも、これは日本の曲ではないのか?
「蛍の光」の原題は「オールド・ラング・ザイン(Auld Lang Syne)/遥かな遠い昔」で、実は古いスコットランド民謡じゃ。作曲者は不明、歌詞もほぼ失われてしまったゆえ、現在知られているのは18世紀のスコットランド詩人、ロバート・バーンズが新たにつくったものなのじゃよ。「友よ、昔の思い出を語り合いながら酒を飲み干そう!友情に乾杯!」という内容ゆえ、大晦日に友人たちと歌うにはピッタリなのじゃ。
ちなみに、日本にこの曲が伝わったのは1881年。そのときに独自の歌詞がつけられたようじゃな。
ちゃーんと理解したか? では皆の者、また来年に会おうぞ!
週刊ジャーニー No.1270(2022年12月15日)掲載
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