Q110英国版の「ふきん」、なぜティータオルって呼ぶの?
Aふむ、食器を拭くときに使う布製のティータオルは、確かに日本の「ふきん」のようなものじゃな。でも、英国ではテーブルクロスの代用、焼きたてのパンやスコーンを保温するために包む、インテリアとして壁に飾る…等々、ほかにも色々な使い方があるぞ。
とくに紅茶に関連するわけではないのに、なにゆえティータオルと呼ぶか? それは18世紀の産業革命時代、裕福な家庭で陶磁器製のティーポットやティーカップ&ソーサーを磨くために使われた布地が、その起源だからじゃ!
当時、ティータオルを数多く所持することは、陶磁器製の高価な食器がたくさんあることを意味し、財政的な豊かさを示すステータスでもあったのじゃよ。デリケートな食器にキズをつけぬよう、もともとはリネン生地じゃったが、今はコットンが主流じゃな。使い方も工夫されるようになり、用途が多様で便利ゆえ、土産物として人気なんじゃよ。
ちゃーんと理解したか? 覚えておかんと、ロンドン塔へ送還しちゃうぞ!
週刊ジャーニー No.1243(2022年6月9日)掲載
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