Q66地下鉄の「開」ボタン、なぜ使われなくなったの?
Aふむ、オーバーグラウンドでは現役で使われておる、車両ドアの「開」ボタン。地下鉄の車両にもあるが、ドアの開閉は運転手が操作しているので、今や単なる「飾り」になっておる。どうして使われなくなったのか?
「開」ボタンの使用が中止されたのは1990年代の後半じゃ。乗客がボタンを押して手動で各ドアを開けると、すべてのドアが閉まるまでに時間がかかってしまう。その隙に誰かがまた開けたりすると、恐怖のエンドレス状態じゃ。これは発車の遅れに繋がるゆえ、運転手が操作して一斉に自動開閉するほうが、ラッシュアワー時などは運行がスムーズになることに気づいた結果、ボタンは廃止されたのじゃよ。
ただ始発駅が地上にある場合は、今もそこで使われておるぞ。発車まで時間があるゆえ、土砂降りの雨の日や冬の寒い時期はドアを閉めたまま停車し、乗り込む際に乗客がボタンを押してドアを開けるスタイルにしている路線もあるのじゃ。
ちゃーんと理解したか? 覚えておかんと、首をちょん切っちゃうぞー!
週刊ジャーニー No.1194(2021年6月24日)掲載
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