教えてヘンリーくん!

Q32街で見かける騎馬警官、今でも必要?

A英国でいまだに見かける、馬に乗った警察官(Mounted Police Officers)。カポカポと蹄の音を響かせながら巡回する姿は、英国っぽくてカッコイイのじゃが、自動車やバイクが普及していなかった時代ならいざ知らず、果たして騎馬による警備は今でも必要なのか?

JFC
TK Trading
Centre People
ロンドン東京プロパティ
Dr Ito Clinic
早稲田アカデミー
サカイ引越センター
JOBAロンドン校
Koyanagi

騎馬警官は通常、車両が入れない狭い場所やハイドパークなどの大きな公園を中心に、毎日3~4時間ほど巡回を行っておる。

彼らは「群衆」に対する警備という面では非常に有用で、車ほどの速度は出ないが小回りが利き、群衆を威嚇することもでき、さらに高い位置から周囲を見渡せるため、素早く状況把握ができる。つまり、デモの発生時に大活躍するんじゃよ。暴徒たちも警察車両はボコボコに破壊しても、生き物である馬に危害を加えるのはためらうからのう。ゆえに、過激なデモや暴動などが起きやすい英国では、現在も騎馬警官は実用的なんじゃ。

ちゃーんと理解したか? 覚えておかんと、首はねちゃうぞ!

週刊ジャーニー No.1157(2020年10月1日)掲載

他の教えてヘンリーくん!を読む
日常生活で感じている些細な疑問、英国文化の気になる由来など、何でも構いません。皆さんのご投稿をお待ちしております。
JEMCA
Kyo Service
J Moriyama
ジャパンサービス
らいすワインショップ
Atelier Theory
奈美デンタルクリニック
Toptour
ロンドンおすすめレストラン
面白すぎる英国ジョーク
なるほど英国Q&A
ロンドン近郊トラベルガイド
ロンドン最新トレンド
面白すぎる英国史
面白すぎる英国の偉人
ロンドンでアフタヌーンティー