日本の住宅街が狙われている…データセンターって何?

■日本では最近「巨大データセンター建設」というニュースをよく耳にする。データセンターには「サーバー」と呼ばれる高性能コンピューターが何千、何万台も並び、24時間休まず働いている。例えばスマホでグーグル検索をする、ユーチューブを見る、ネット通販で買い物をする、銀行振込をする、写真をクラウドに保存する――こうした時、情報の多くは自分のスマホの中だけで処理されているわけではない。インターネットを通じてデータセンターのサーバーに送られ、そこで計算したり、データを保存したりして結果が返って来る。つまり私たちは、知らないうちに毎日何度もデータセンターを利用していることになる。

データセンターが急増している大きな理由が生成AIだ。チャットGPTのようなAIは、質問に答えるために膨大な計算を行う。そのため大量の高性能半導体(GPU)を備えた巨大施設が必要になる。ではなぜ問題になっているのか。最大の理由は電気と水を大量に使うことにある。何万台ものコンピューターを24時間動かせば莫大な電力を消費する。しかもコンピューターは猛烈な熱を出すため、冷却にも電気が必要で、施設によっては冷却用にも大量の水を使う。問題は「コンピューターをどこに置くか」ではなく、それを動かす膨大な水や電力をどう確保するかに移りつつある。

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日本の大規模データセンターは250拠点(棟)前後あり、東京や大阪圏に9割が集中、それも住宅地が多い。千葉県印西(いんざい)市では約30棟が集積し「データセンター銀座」と呼ばれ、騒音や排熱、景観悪化などが懸念され住民訴訟に発展している。ちなみにロンドンのデータセンターは、東部のドックランズや西側のスラウ、パーク・ロイヤルなどにある。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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