
ロックダウン中にも関わらず堂々とカフェをオープンしていたカフェを取り締まっていた警察官が、カフェ従業員の顔面にパンチを浴びせる出来事があった。デイリーメール(電子版)が伝えた。
事件があったのは日曜(7日)の昼。マンチェスター警察に「カフェに大勢の客が入店し、誰もマスクをしていない」という通報があり、数台のパトカーが現場に向かった。警官が到着するとカフェの店内や軒先に100人ほどの客がおり、ソーシャル・ディスタンシングは維持されず、ほとんどの人がマスクもしていなかったという。
店外で2人の警官が従業員を逮捕しようとした際、警察官の一人が従業員の顔面を殴ったことで現場は騒然となった。従業員は警察官への公務執行妨害の容疑で現行犯逮捕された。
このカフェのオーナーは昨年8月、フェイスブックに「我々はコロナのプロパガンダ(政治的宣伝)に屈することなく通常通り営業します。マスクも必要ありません」と書き込んでいた。さらに3度目のロックダウンが始まっても休まず営業。マンチェスター市評議会は同店に1000ポンドの罰金を科した。
オーナーはフェイスブックに「マンチェスター中の人たちから暴君と戦う我々を支持するという声をもらった」と書き込み、さらに「評議会からは我々の店を強制的に閉じさせるという手紙を受け取った。明日、我々は通常通りに営業します。どんな形のサポートでも歓迎します」と支持者を煽る書き込みをしていた。コロナめ。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)