
■国家統計局(ONS)の調査により、イングランドとウェールズの自殺率はここ10年以上、増加傾向にあることが判明。とくに2018年の自殺者は、14年ぶりに最高人数に達したという。「メトロ」紙(電子版)が伝えた。
2018年の自殺者は、10万人あたり10.6人。傾向としては10~24歳の若者、および45~64歳の男性が多いという。若者の自殺率の高さは、この年齢層の自傷行為による入院者数の増加にも反映されており、今年11月に専門家が「英国はメンタルヘルスのパンデミックに直面している」と警告した通り、1回目のロックダウン以降、自殺防止対策用のホットラインの利用者数も3倍に増加している。また、男性の自殺率は女性よりも高く、男性10万人あたり15.9人、2年間で8.2%増加。女性も増えているものの、10万人あたり5人に収まっている。
一方、ウェールズだけを見ると、男性の自殺率は大きく変化していないが2018年は男性10万人あたり19.5人も死亡。女性も10万人あたり6.9人と人数は男性より少ないものの、自殺率としては72%以上も急増した。
さらにONSは、男性は4~6月、女性は上半期に自殺率が高くなることを公表。また、都市や大きな町で暮らし、生活にゆとりのある裕福な男性の自殺者が増えているという。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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