ロックダウンでベーキング大流行! パンを焼くのがトレンドになった理由とは

■ロックダウン中に流行したもののひとつが「ベーキング」。パニック買いのため、スーパーの店頭から小麦粉などの粉類が軒並み姿を消し、レシピを紹介するオンラインサイト「BBC Good Food」でも動画「パンの作り方」へのアクセス回数が7倍も増加した。一体なぜ、これほどまでにパンを焼くことがトレンドになったのか? 「メトロ」紙(電子版)が伝えた。

ニューカッスル大学でメンタルヘルス・カウンセラーを務め、「パンセラピー」の著書でも知られるポーリーン・ボーモントさんは「コロナウイルスという目に見えない脅威にさらされて生活する中で、私たちに必要なのは落ち着いて感情を調整することなのです」とコメント。文化、伝統、宗教的にも、パンを焼く香りは英国人に穏やかな気持ちや安心感を与えるとし、ベーキングが流行るのは当然と話す。

また料理と違って、パンはイースト酵母という「生き物」を育む作業であるため愛情をかけやすい。さらに、パン生地をこねたり丸めたりといった工程も創造的で楽しく、その作業に集中することによって、自分以外に意識を向ける時間を持つことができるという。

「パンを焼くことは愛情表現の一種。私は焼きたてのパンをプレゼントとして人に贈るのが大好き」とボーモントさんは話している。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)