EU離脱を巡る激しい議論…ヘイトクライムを助長か?

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■ EU離脱を巡って議論がヒートアップしている英議会の影響で、ヘイトクライム(憎悪犯罪)が急増しているという。「インディペンデント」紙(電子版)が報じた。

10月末になんとしても離脱を強行したいジョンソン首相は合意なき離脱を避けるための法律を「降伏法」とけなし、期限延長を画策する議員らと激しく対立してきた。そのやり取りの中でも特に、激しく、時に挑発的なジョンソン氏の発言の数々が、少なからず問題視されている。
「National Police Chiefs' Council(国家警察署長協議会)」は、国会の泥沼化と平行してヘイトクライムの増加が見られると指摘。ジョンソン氏の発言が社会にどのような影響を与えるかについては具体的には示唆しないものの、公人として適切な言葉遣いを要請している。
チャーリー・ホール警察署長は「言い方によっては人々に、越えてはいけない一線を越えても良いかのような錯覚を与えることがある。時に激しい討論が必要なのはわかるが、発言する際には他者に与える影響も考慮して欲しい」と、政治家たちをたしなめるコメントを発表した。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)