14世紀中ごろ、イングランドに上陸した黒死病(ペスト)は瞬く間に人口を3分の2にまで減らしました。農村部の労働力が減少し、領主や教会は農民の自由な移動を禁じて農奴化。さらに国王は百年戦争戦費調達のため悪名高き人頭税を導入。農民たちの怒りは頂点に達しました。1381年春、イングランド全土から約6万人の農民らが首都ロンドンに突入、各地で火の手が上がります。その中心的存在だったのがワットタイラーという男でした。本紙編集部がこの農民一揆をテーマに5分ほどのショートムービーを制作しました。よろしかったらご覧ください。
イギリスの百姓一揆は恐ろしい
「ワットタイラーの反乱」
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)