「地獄の沙汰も金次第」ということわざを引用するまでもなく、お金の威力は絶大。子育ての場も例外ではなく、例えば学校に遅刻せずに行かせるために、全体の約2割にあたる家庭で、10代の子供に金銭を渡している実情が明らかになった。「デイリー・メール」紙より。
金融機関「Santander」が、15歳以下の子供を持つ500家庭を対象に調査を実施。その結果、約20%の家庭で、始業時間までに登校させるために子供に金銭を渡していることが判明。また、同様の割合で、クラスで『良い子』にしていたほうびとして、金銭を渡していることも分かった。さらに、家事を手伝った場合にも、報酬を渡している家庭もあるという。
「Santander」では、5家庭中、約4家庭で親が定期的に定額の小遣いを子供にやっているものの、約3分の1の家庭で、これとは別に、素行などで条件を満たした場合に『ワイロ』ともいえるお金を上乗せしていると説明。相場は、「学校に遅刻せずに行くこと」が守れた場合は週10ポンド、部屋の掃除などの家事手伝いで週£5という。
調査結果では、ロンドンに住んでいる子供のお小遣いのほうが多めであることも報告され、首都圏外に住んでいる子供達が週平均で£18.36であるのに対し、ロンドン在住の子供たちは週平均£26.70をもらっているという。加えて、男児に対しては『ワイロ』が渡される場面がより多く、手が焼ける男児の素行をなんとかよくしようと苦肉の策をくりだす親の姿が浮き彫りになった。「Santander」の担当者は、「家庭内で金銭のやりとりをすることにより、子供は生きた経済を学ぶ機会を与えられている」と述べつつも、お金で解決しようとする、甘すぎる親たちの存在に対しての懸念も表明。名門の私立校として知られる「Harrow」校では、その小遣いを使って、Xanax(ザナックス)のような精神安定剤をはじめとするドラッグをオンラインで購入る生徒たちもいることが伝えられたばかり。
『ワイロ』の扱いには十分な注意が必要なようだ。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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