ロンドン安心くらしガイド

平穏無事に過ごす―

日進月歩のスピードで進むテクノロジーや医療技術をもってしても簡単には叶えられないことだという事実をつきつけられる場面は少なくない。
それでも可能な限り、安心してくらしたい!
その実現を目指し、ロンドン在住の読者を対象に少しでも役立つ情報をお届けすることにしよう。

安心できるくらしで心にエネルギーを蓄える!

 

誰しも、穏やかな日常生活を送りたいと思うもの。しかしながら、大きな自然災害や、伝染病のパンデミック(世界的流行)など、予想を超える障害が目の前に立ちはだかることもある。
  そうした困難に立ち向かうために、日ごろから心にエネルギーを蓄えておくのはきわめて有効なこと。そして、そのエネルギーの源として、重要な役割を果たすのが日々の幸せだといえる。では、日々の幸せを実現するのに必要なものとは何か?
  健康や経済的安定など、様々なキーワードが頭に浮かぶものの、大切な要素のひとつが、安心できるくらしであることは間違いないだろう。さらに、その安心できるくらしを手に入れるための条件を考えてみたい。

上のグラフは日本の国土交通省が発表した住生活総合調査の結果だが、住宅および居住環境に関して重要と思う項目のうち、「最も重要」だと考える世帯の割合が一番多かったのは、「治安・犯罪発生の防止」だった(9.7%)。2位は「住宅の広さや間取り」で8.7%。衣食住のうち、こと「住」については、安全と快適さの両方が欠かせないことが分かる。
 ロンドンで安全かつ快適な住居に住むことを考える際、いろいろなサービスをフルに活用すればストレスが軽減されるはずだ。ゴールを、「安全かつ快適な住居に住む」ことと仮に設定し、段階を追ってみてみよう。

「餅は餅屋」というわけで、プロの不動産会社の力を借りるのが一番の近道。住みたいエリア、おおよその予算を決めてオンラインで検索するにしても、実際の内見や、契約はその物件を扱っている不動産会社に頼むことになるのが一般的。
ロンドンに住む場合、ここで悩むのが、英系不動産会社か日系不動産会社のどちらに頼むか。英系不動産会社のほうが、扱っている物件数は多いかもしれない。しかし、物件が実は欠陥だらけだった、あるいはひどい大家で大ゲンカした、さらには、言葉の壁もあり、あいだに立ってくれるはずの不動産会社ともトラブルになった、などなど、筆者も数々の苦労話を聞かされてきた。
ただでさえ、ストレスの多い海外生活。日系不動産を利用する最大のメリットは、やはり日本語で対応してもらえる点。加えて、日系不動産が扱う物件は、借主となる日本人の求めるレベルが高いがゆえに、それに応える良質物件であることが求められる。また、大家が日本人に貸したいと希望するケースも多く、良好な関係が築きやすいことも利点といえそうだ。

まずは、勤め先の総務、同じ部署内の同僚など先輩在住者の助言をもとに、住みたいエリアを絞り込み、その地域にある日系不動産への問い合わせから始めよう。
通勤に使う駅までの距離(ストに備えて、複数の地下鉄路線の駅が使えればなお良し)や人通りの様子、お子さんがいる場合は保育所、幼稚園、学校へのアクセス、最寄りのスーパーや医療クリニックに関する情報など、チェック項目は多い。プロのアドバイスも参考にし、慎重に選びたい。

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Anshin Tips:安心にまつわるミニ・トピック
晴れて入居!でも、安心してばかりはいられない…
\賃貸物件は退去時に備えることも忘れずに!/

ようやく気に入った物件に巡り合い、引越しも完了してついに入居。ほっとひと息つきたいところだが、賃貸物件の場合、入居したその日から、退去時に備えた準備を始めることをお勧めしたい。
英国の賃貸物件については「furnished」と呼ばれる家具付きのケースであることが多い。便利な反面、退去時には、入居時と同じ状態にしておくことが求められるので注意が必要。審査はなかなか厳しく、たとえプロに依頼して清掃してもらっても、一朝一夕では取れない黒かび、ベッドのマットレスについたシミ(入居したらすぐに、マットレスのプロテクション用シーツを購入して、マットレス保護をはかると安心)などで、思わぬ金額を大家から請求されることがある。退去時に焦らないようにしたいもの。備えあれば憂いなし!

残念ながら、近年、ロンドンの治安が悪化傾向にあることは紛れもない事実。「治安が良い」といわれるエリアを選んで住むことが重要だが、それだけでは足りないのが現状だ。
賃貸物件である場合、勝手に手を加えることは許されないものの、不動産会社を通して、大家と交渉し、防犯カメラ=写真、遠隔画像監視システムの導入といったセキュリティ強化を試みるのも一案。このほか、不在中も、夜間は室内に照明が灯るようタイマーをセットしたり、たとえ暑くても、ファーストフロア(日本でいう2階)のバスルームの小窓といえど開けたまま外出したりしないといった、地道な心掛けもお忘れなく。

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「鉄格子」と聞くとなにやら囚われの身になったようだが…
\おしゃれに見える防犯格子を設置することも可能!/

空き巣狙いが多い英国で、特に庭付きの物件に住む場合、セキュリティ面で不安を感じることがあるかもしれない。大家と交渉して防犯カメラや夜間センサーで庭に照明がつくシステムを導入してもらうよう働きかけるのもいいだろう。あるいは、庭に面した窓やドアに開閉式(じゃばら式)の格子(grilleグリル)を取り付けてもらえば、在宅時はあけておくことができてスマートに見える。セキュリティの専門会社に見積もりを送ってもらい、例えば一部を自分で負担することを提案すると、大家も賛同してくれるかも。

「治安が良い」といわれるエリアに住み、セキュリティ強化にも努めたとしても、やはり「完璧」はあり得ない。何か起こった時に備えることは、ロンドンという大都市に住む以上、必須といえる。事故や、空き巣などの事件にあった場合、保険の助けを借りることになる。この保険についても、日本語で対応している会社、仲介業者を利用するとストレスが大幅に減る。保険用語の難しさを考えるとなおさらだ。
また、そもそも日本とは保険事情が異なる。自分のため、そして家族のため、安心を得るのに英国でどの保険に入るべきかという根本から相談することも考えてみたい。

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  1. 人種のるつぼ
  2. 3人に1人は英国以外の国・地域の出身者といわれる。レストランも多種多様で各国の料理が楽しめるので、わざわざ外国に行く必要なし!?

  3. 長い歴史を誇る都市
  4. 人が住み始めたのは紀元前4500年ごろ。ロンドンが町として機能し始めたのは43年、ローマ人が侵攻してきてから。

  5. ファッションの街
  6. 1983年に始まったロンドン・ファッション・ウィークは、2月と9月の年2回開催。

  7. 世界で最初に地下鉄を運行
  8. 最も古い路線は1890年に運行開始。路線の合計距離は402キロで北京と上海に次いで3位。

  9. アフタヌーン・ティーの本場
  10. 正統派のリッツ・ホテルから、ユニークなサンダーソン・ホテルまで、よりどりみどり。

  11. 女王様のおひざ元
  12. ©The White House

    バッキンガム宮殿とともに、英王室(およびそのスキャンダル)は世界的に有名。

  13. 世界有数の観光地
  14. 2018年時点では、観光客の多さでは世界第2位。

  15. 様々な時代の建築物が混在
  16. 自分にあった希望の家がみつかるはず!(さすが不動産会社の調査記事)

  17. 緑豊かな大都市
  18. ©Andre Engels

    ロンドンの総面積の4割は公園。

  19. 大企業も多いが飲む場所も多い所
  20. 2018年時点ではパプ、バーの数は3,600。

  21. 華やかな文化都市
  22. 大英博物館

    博物館、ギャラリー、劇場街が充実。

  23. 安全な街
  24. 世界の大都市の中では、安全面で上位20位以内。

  25. 美食都市
  26. 三つ星シェフ、ゴードン・ラムジー
    ©Dave Pullig

    2018年時点では、ミシュラン星つきレストランの数は87。

  27. 美しい街並み
  28. 見事な建築物が多く、保全の取り組みも世界トップクラス。

  29. 百貨店が充実
  30. ハロッズ©Diliff

    1796年に最初の百貨店がオープン。ハロッズは欧州でも最大規模。

  31. ショッピング・パラダイス
  32. 店舗の種類、数ともにパリを上回ると高評価を獲得。

  33. 高等教育でもハイレベル
  34. 2018年時点で33の大学が競合。

  35. 空の玄関はヒースロー空港
  36. ©Kenneth Iwelumo

    世界第3位と評価されるヒースロー空港から、ロンドン中心部まで地下鉄でわずか45分。

  37. 多くの文学者を輩出
  38. ロンドン生まれ、またはロンドンで作家活動を行った文学者は枚挙にいとまがない。

  39. サッカーが盛ん
  40. ウェンブリー・スタジアム
    ©Jbmg40

    2018年時点で、最も多くのサッカー・チーム抱える欧州の都市のひとつ。

  41. アビー・ロード・スタジオがある街

いわずとしれた、ビートルズゆかりの音楽スタジオが現存。

読者の皆様の毎日が、穏やかなものであるよう願うばかりだ。ひとりでも多くの人が、より安心できるくらしを実現されますように!

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