ビートルズ散歩 - INロンドン あわせて聴きたい名曲とともに! ビートルズ散歩 - INロンドン あわせて聴きたい名曲とともに!

世界で最も成功したバンドと言われ、日本にも数多くのファンを持つビートルズ。ロック史に名を残す名盤、アビー・ロードの発売から今年で50年。それを記念して今回、編集部おすすめのビートルズ散歩ツアーinロンドンをご紹介!

早速スタート!まずは3 Savile Row

今回はロンドンの中心地、ピカデリー・サーカスからスタート。

まずはリージェント・ストリートを北へ向かって進んでいきます。
早速ノリのいいナンバーに合わせて歩いていきましょう!


数分も歩けば目の前に見えてくるのは有名ブランド、バーバリーのショップ。ただ今回はそのすぐ手前を左に曲がり、ヴィーゴ・ストリートへ。もちろん、バーバリーに入ってみてもオッケー。自由気ままに行動するのも散歩の醍醐味!! ヴィーゴ・ストリートに入って50mほど歩いて右折すると、すぐそこにはかの有名なビートルズ最後のライブパフォーマンスであるルーフトップ・コンサートが行われた元Apple Building「3 Savile Row」が! 注意しないとそのまま気付かずに通り過ぎてしまいそうな建物ですが、ここでビートルズがライブを行ったのです。

3 Savile Rowの当時のドアは現在リバプールのビートルズ博物館に保存されています。

下の映像が今では伝説となったビートルズの3 Savile Rowでのラストライブ。あれほど偉大なバンドがこんな地味な場所でライブを行ったと思うと、少し不思議な気持ちになってしまいますね。

ジョンとヨーコ出会いの場所 Mason’s Yard

屋根を見上げながら思いを馳せたところで、次はジョン・レノンとオノ・ヨーコの出会いの場所「Mason’s Yard」へ。再びヴィーゴ・ストリートへ戻り、リージェント・ストリート方向に向かうと、右手に曲がり角が。そこを曲がり進むと、ピカデリー・ストリートに突き当たるので、右折して歩みを進めていきます。そして淡い緑の建築が目を引く老舗百貨店「フォートナム・アンド・メイソン」を左に曲がってあとは直進。すると、左手に「The Chequers Tavern」というパブが現れ、手前にこんな看板が。

左側を向くと…、

普通に歩いていたら気にもかけないような小路。

しかし、ここを抜けると「Mason’s Yard」にたどり着き、この一角にかつてあったのがアート・ギャラリー「Indica Gallery」(6 Mason’s Yard)です。そう、1966年にオノ・ヨーコの個展が開かれたギャラリー! 今は別のギャラリーが入っていますが、この場所でジョンは恋に落ちたのか、と思うと感慨深い。

ビートルズ脱退後ではありますが、「(Just Like) Starting Over」は世界中でヒットしたジョン屈指のラブソング。この曲もヨーコに向けられたものでしょうね。

買い物はここで! London Beatles Store

次の目的地はビートルズファンなら訪れないわけにはいかない、「London Beatles Store」。徒歩ならおよそ40分弱、散歩にしても中々の距離ですが、ロンドンの街を眺めながらだと不思議と歩けてしまいます。歩きながら聴きたいのは…

「The long and winding road」、直訳で「長く曲がりくねった道」。実際のロンドン中心部の道は広く真っ直ぐな道が多く迷う心配はないので安心を。

そんなに歩くのは辛い! という人もご安心を。ピカデリー・サーカス駅からベイカールー線に乗れば、最寄り駅であるベイカー・ストリート駅まで電車一本、10分足らず!

複数の路線があるので間違えないように注意。ベイカー・ストリート駅へ向かうクイーンズ・パーク行きのプラットフォームへ。3駅先がベイカー・ストリート駅です。

「You’ve got a ticket to ride?(乗車券持っていますか?)」

ベイカー・ストリート駅のメリルボーン・ロード側の出口では、シャーロック・ホームズの銅像がお出迎え。観光客がひっきりなしに写真撮影していました。

せっかくなので私もパシャリ。

駅を出てメリルボーン・ロードとベイカー・ストリートの交差点を北へ進むと、左手に…

発見!

中に入るとビートルズファンならときめきが止まらないであろう商品の数々。

店内には日本人スタッフもおり、日本語対応可なのが嬉しい!

子供向けのおもちゃや衣服も売っているので、子供連れでも楽しいかも!(私は今年生まれた甥っ子のために、よだれかけを購入しちゃいました…)

ちなみにすぐ隣にはシャーロック・ホームズ博物館もあります。

お金で愛は買えない…、甥っ子を甘やかす私に対するビートルズからのメッセージでしょうか。

映画でおなじみ Marylebone Station

買い物を楽しんだ後は、ビートルズ出演の映画「A Hard Day’s Night」(1964)のロケ地にもなったメリルボーン駅へ向かいます。ビートルマニアの方なら、このシーンを見てはっとするのでは? 

店のすぐそばにあるルクーム・ストリートを5分ほど直進すると、見えました。

そしてかの有名なシーンが撮られた場所がこちら。

先ほどの画像と見比べてみて下さい! ここを彼らが駆け抜けたかと思うと感無量。訪れた際には同じ構図で写真を撮影してみるのも面白いかも? 

こちらが映画の表題曲。誰でも一度は耳にしたことがあるのでは?

ここからさらに歩きましょう。

駅の1本先にある広い通り、リッソン・グローブ・ストリートへ出たら北へ20分ほど道なりに進んでいきましょう。綺麗な道が続いて心も落ち着きます。

途中には休憩のできるベンチが。少し足を休めて、川のせせらぎに耳を傾けてみます。

この日は天気もよく、優しい風が吹いていて気持ちよかったです。まさに、イギリスに太陽がやってきた。

散歩を再開してどんどん進んでいくと……おや?

ここに行かずしてどこへ行く!? Abbey Road

そう、アビー・ロードのジャケット写真が撮影された「あの」横断歩道が現れます!

写真はAmazon.co.ukより。

ちなみに、ここは観光客で賑わっているのですが、あくまで普段から使われている道路。この日は車通りも多く、残念ながら例の構図で撮影は不可能でした…。

(少し胸を張って右手と左足が前に出ている…、リンゴかな?)

「あの」ジャケット写真を施したアルバムの1曲目。地面をうねりながら這うようなベースラインがかっこいい。

横断歩道は一旦渡らず、そのまま進んでいくと、左手にAbbey Roadを始め数多くの歴史的名盤が録音され、数多くの魔法が生まれてきた伝説のスタジオ「Abbey Road Studio」が現れます。残念ながら見学は不可。

さらにその隣には「Abbey Road Shop」というお土産屋もあり、先ほどの「London Beatles Store」とはまた違った商品が販売されています。

こちらのショップの方がアビー・ロードに関連する商品が充実している印象。ビートルズグッズをどこで購入するか迷っている方は参考にしてみて下さい(ちなみに私はTシャツを衝動買いしてしまいました)。

お値段25ポンド(約3250円)、衝動買いにはちょうど良い金額です。

出口にはこんな粋な演出が。

ゆっくりとビートルズ散歩を振り返ろう Beatles Coffee Shop

ビートルズ散歩もいよいよ終わりが近づいてきました。先ほど渡らなかった(もしかして我慢できずにもう渡った方もいるかもしれませんが)アビー・ロード・クロッシングを横断。ジョンのようにジャケットのポケットに手を入れてもよし。ポールスタイルで裸足、右手にタバコ(火は点けずに。歩きタバコはダメ!)でもよし。ビートルズになりきって渡ってみましょう。
後はグローブ・エンド・ロードを道なりに直進。5分もせずにセント・ジョン・ウッド駅に到着。
歩きつかれた方も多いでしょうが、実はここには「Beatles Coffee Shop」なるものがあるのです。

その名も「Helter Skelter」。数あるビートルズの名曲群の中からこの一曲を選ぶとは、いいセンスです。

本日の散歩はここまで。疲れた身体を休めるため、コーヒーを飲みながらゆっくりしてはいかがでしょうか。

(ここだけの話、私は仕事中にも関わらずブルーベリーケーキとココアを飲んでしばらくまったりしてしまいました、ごめんなさい)

ひとまずビートルズゆかりのスポットを巡る散歩は終了。ここからさらに歩いて中心地まで戻るもよし。二階建てバスに乗って街の景色を眺めながら揺られるもよし。そのまま地下鉄ジュビリー線に乗り、グリーンパーク駅へ行き、そこから10分弱歩いてピカデリー・サーカスに戻ることも可能。自由気ままに行動するのが散歩の醍醐味(2回目)、時間を気にせず、のんびりとロンドンを回るのもまた一興?(写真・文/佐々木裕省)