このほど、なぜ英国には「赤毛」の人が多いのかという『赤毛の謎』を解き明かすべく行われた、研究の結果が発表された「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。
ヨーロッパ北西部ではおよそ2%から6%、世界では平均2%が赤毛であるとされている。これに対し英国に目を向けると、実にスコットランド地方では13%、アイルランドでは10%、その他の英国各地域でも6%という数字になり、赤毛の人の割合が、群を抜いて高いことが指摘されている。
遺伝子研究機関「BritainsDNA」が行った研究では、4000人を対象に遺伝子について調査。
同調査には、幼少期の数年間には現れないことも多いとされる赤毛の遺伝子上の特徴に関する考察も含まれている。
スコットランドのセント・アンドリューズ大学の牧師であり「BritainsDNA」の共同出資者の1人であるアリステア・モーファット氏は、過剰に太陽光線を浴びビタミンDが生成されることで、アフリカ人の皮膚の色味は黒くなると説明。白人の肌が明るくなるのは、この逆の理由で説明できるとしている。
赤毛については、著しく肌の白い人の特徴であるとされており、ヨーロッパ北部にこうした人々が多いのは事実。しかし、北欧などよりもなぜ英国のほうが赤毛の人が多いのか、という点に注目が集まっている。
研究では、英国は海洋性気候のためスカンジナビア半島よりさらに曇天が多く、日照時間が短い傾向にあることに着目。スウェーデンでは、一日の平均日照時間は5.4時間とされるが、一方のスコットランド地方ではわずか3.1時間という。
モーファット氏は、「この日照時間との関係が今後は有力な説になるのではないか」と話している。

















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