■イングランドで来年4月から、16歳未満への高カフェイン入りエナジードリンクの販売が禁止される。小売店やコンビニ、レストラン、カフェ、オンライン販売などすべての販売形態が対象となるほか、自動販売機での販売も禁止され、子どもが購入できないようにする。スカイ・ニュースほかが報じた。

対象となるのは、1リットル当たり150ミリグラムを超えるカフェインを含む飲料。紅茶やコーヒー、コカ・コーラやペプシなど、比較的カフェイン量の少ない清涼飲料水は規制の対象外となる。一方で、レッドブル、モンスター、リレントレス、プライムなどは基準を超えるために販売禁止となる見込みで、これらの商品にはすでに「子どもには推奨しない」との注意書きが表示されている。
エナジードリンク1本には、コーヒー約2杯分、またはコーラ4缶分に相当するカフェインが含まれる場合もある。英国では、子どもの約3人に1人が週に1本以上飲んでおり、特に男児に愛飲者が多いとされる。大手スーパーでは、すでに自主的に未成年への販売を取りやめているが、保健省によると、一部の小規模店舗では依然として子どもへの販売が続いているという。新たな規制については、取引基準当局が監視・取り締まりを担う。
シャロン・ホジソン公衆衛生担当相は、「高カフェイン飲料は睡眠や授業への集中力、行動面に悪影響を及ぼすことが分かっている」と説明。「親や教師、販売店が『16歳未満には販売できない』とはっきり断れるようになる」と意義を強調した。労働党は2024年の総選挙公約でこの規制を掲げており、政府は昨年秋に導入方針を示したうえで、12週間の意見公募を実施していた。2018年には当時の保守党政権も同様の規制を検討したが、実現には至らなかった。近年は人気ユーチューバーの宣伝をきっかけに「プライム」が若者の間で大ヒットするなど、高カフェイン飲料が広く普及。社会問題として取り上げられるに至っている。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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