■夏休みや冬休み以外に設けられる、学期の途中の1~2週間の休暇を英国ではハーフタームと呼ぶ。イングランドでは、2月の後半にハーフタームを設けている学校が多いが、イングランドでハーフタームを避け、学期中に子どもを休ませて家族旅行をした保護者に科される罰金の件数が、再び過去最多を更新した。各メディアが報じた。

教育省(DfE)の最新データによると、昨年発行された罰金通知は45万9288件に上り、前年度から4%増加した。無断欠席に関する罰金全体のうち、学期中の休暇が93%を占めている。2024年から制度が改定され、罰金額は子ども1人につき保護者1人あたり60ポンドから80ポンドに引き上げられた。政府は「罰金は制度の中で重要な役割を果たしている」とし、学期中の休暇は本人だけでなくクラス全体の学習に影響を与えると説明している。
地域別では、ヨークシャー・アンド・ハンバーが依然として罰金対象率が最も高いものの、わずかに減少した。一方、最も低いロンドンでは微増となった。学期中に旅行すれば旅費を大幅に抑えられるが、教員からは学習への影響を懸念する声が強い。欠席が続くと学力の遅れや精神面への影響も指摘される。一方、実際の家庭からはさまざまな声が上がっている。軍務の都合で長期休暇中での家族旅行が難しい家庭や、農業など季節に左右される仕事に従事する家庭では、学期中でなければ休みが取れないケースも少なくない。保護者の中には「学校での学びも大切だが、家族で過ごす時間や旅行で得られる異文化体験も成長に欠かせない」と訴える人もいる。一方、政府は「すべての子どもが公平に学習機会を得るため」として罰金制度維持の姿勢を崩していない。罰金の是非や支援の在り方をめぐる議論は今後も続きそうだ。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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