
■約3週間の所用を終え、関西空港から5日のフライトでロンドンに戻った。今後、外国人受け入れの規制が徐々に緩和されることが発表されているため、関空の状況も変わっていくと予想されるものの、その前に現状についてお届けしておきたい。
まず、関空に向かうにあたり尼崎駅発のリムジンバスを利用したのだが、1時間に1本ほどに減便されていた。公共交通機関で関空に赴く場合は運行状況を確認することが必須。
関空には予定通りに出発2時間前に到着。足を踏み入れた瞬間、出発ロビーのあまりの静けさに驚きの念を禁じ得なかった。運航を休止している各航空会社のカウンターは明かりが消え、出発ロビー全体が薄暗い。人影もまばらだ=写真上。チェックインは事前にオンラインで済ませていたとはいえ、預け入れ荷物の手続きもまったく並ばずに済み、わずか5分後には身軽になっていた。本館と搭乗ゲートを結ぶシャトルサービスの本数が少ないので、余裕をもって搭乗ゲートに向かうよう、カウンターで助言を受けた。
いつものように、すぐ下の階にあるレストラン・ショッピング街へ。薬局で買い忘れていた薬を購入することができ、ひと安心。さて、最後のお土産購入へ…とまわりを見渡したが、開いている店舗がない! レストランはいうまでもなく、各店舗の入口は固くシャッターで閉ざされている。明太子が買えない! 辛うじて1軒、開いている土産物店があったが、そこも明太子は扱っていなかった。
失意のうちに、出発ゲートをくぐり、手荷物検査、出国審査を受けて(どちらも待ち時間はゼロ)、今度は免税店へ。念のために確認したが、やはり明太子は取り扱っていないとのこと。さすがにあきらめがついた。

途中、搭乗ゲートを確認する掲示板があったが、この日、北ウイングから出発する国際便はわずか2便=写真。愕然とした。レストランも店舗も営業するわけがない。この状況が半年余り続いているとすれば…問題の深刻さに背筋が寒くなった。
早々に買い物を切り上げて搭乗ゲートに向かうシャトルに乗り込むことにしたが、シャトル利用者に空港関係者が呼びかけを行っていた。「搭乗ゲート近くの店舗はすべて閉まっています」。コンビニも含め、開いている店は皆無という。お茶はどこかで買えますか、と尋ねると、自販機があるとのことで納得。シャトルに乗って搭乗ゲートに向かった。
出発が5分早まっていることはカウンターで告げられていた。乗客の数も限られている。早々に搭乗機のドアは閉められ、出発時間の10分ほど前から滑走路へと移動を開始した。そして定刻通りに離陸。雲の上はもちろん快晴だ。新型コロナウイルス禍が終息し、心から晴れやかな気持ちで太陽を眺めることができる日を、すべての人が待ちわびている
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By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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