ナショナル・ポートレート・ギャラリー、大改修にあたって苦渋の決断!

ロンドン中心部にある人気の観光ポイントのひとつで、英国の歴史上の人物をはじめとする肖像画を集めたナショナル・ポートレート・ギャラリー(国立肖像画美術館)。世界史の教科書などで目にしたことのある作品のオリジナルに出会うことも少なくなく、「オリジナルはここに展示されていたのか」と感慨深く思った経験をお持ちの人も多いことだろう。

このほど、この美術館の大改修が行われ、それにともない、 2020年6月から2023年春まで3年近くにわたって閉鎖されることが明らかになった。「デイリー・テレグラフ」が伝えた。
部分的に閉鎖し、工事を行うことも検討されたが、安全上の判断から全面閉鎖の道が取られることになった。1000作品が保管庫に収められ、300作品が貸し出される予定。
3550万ポンドをかけて行われるこの改修工事で、新しい入口、ラーニング・センター、広々とした公共スペースなどが設けられるという。閉鎖期間中、失職するスタッフが出ることは避けようがなく、批判の声も聞かれているが、無給ながら休職扱いの制度を用意するなど、精一杯のことはすると運営サイドでは話している。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)