■ ロンドン地下鉄での性的暴行や痴漢の数が、過去4年間で増加しているという。「インディペンデント」紙(電子版)が伝えた。
通信社「プレス・アソシエーション」の分析によれば、ロンドン地下鉄内での性暴力被害は、2015~16年に844件が報告されたのに対し、2018~19年では1206件で、42%増加したとされる。
性暴力撲滅を掲げて運動する活動家らは、報告されている数字は氷山の一角にすぎないと指摘。「被害報告を促すだけでなく、積極的に加害者を特定し、起こる前に止められるような対策をとる必要がある」と呼び掛けている。
ロンドン市長が公表したデータによると、CCTVが設置されていないセントラル・ラインでの嫌がらせの数が最も多いとされ、過去4年間で合計1054件に上ったという。これに続いたのが、ヴィクトリア・ライン(645件)、ノーザン・ライン(601件)、ジュビリー・ライン(547件)。またナイトチューブ(夜間運行サービス)よりも、日中の混雑する時間帯で犯罪が起こりやすいことも伝えられた。
セントラル・ラインでは、2019年3月までの1年間で305件が記録されており、同年の発生件数のおよそ4分の1を占めたという。同ラインの各駅にはCCTVが設置されているものの車内にはなく、ロンドン交通局では導入完了は2023年以降になるとしている。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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