英国では、若者の間でのノンアルコール飲料の流行の影響もあり、ビールの消費量が12年前に比べ、3分の2以下に落ち込んでいることが分かった。「デイリー・テレグラフ」が報じた。
「ブリティッシュ・ビール・アンド・パブ・アソシエーション」の発表によると、2019年3月までの1年間におけるビールの売上げは36億パイント(約20億リットル)で、これは2007年の57億パイント(約32億リットル)に比べて大幅に低い数字となった。 イングランド中部の町、ウルバハンプトンにあるビール製造会社、マーストンズでは、ノンアルコール、もしくは低アルコール飲料(アルコール度数が0・5%から1・2%の商品)の売上げは2016年以来30%も増え、40の新商品がここ2年で新たに発売されたと報告している。 こうした流れは18歳から24歳の年齢層で顕著に表れ、ほぼ10人に1人はアルコールを口にしないとのデータもある。さらに18歳から34歳の22%はノンアルコール飲料へ切り替えることを検討しているとも伝えられている。
この一方で別の傾向も指摘されている。最近ではアルコールに対する高級志向が進んでいるとされ、ビールの購入量自体は落ち込んでいるものの、実際の消費額は伸びているという。2017年には、その前年に比べビールの消費量が6650万パイント(約3800万リットル)減ったものの、販売額は1億7780万ポンド増加したと伝えられた。英国人のビール対する意識の変化が浮き彫りになる形となった。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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