■ 創業1841年、世界最古の旅行会社と言われる英トーマス・クック・グループが23日、資本の増強と事業再編に関する最後の調整が不調に終わり、裁判所に破産を申請。英民間航空局CAAは同社の営業停止を発表した。英各紙が報じた。
23日の時点で同社のサービスを利用して旅行している人は世界で60万人にのぼるとされる。英政府はそのうちの英国人15万人以上を帰国させるための帰還作戦「マッターホルン作戦」を開始。23日だけで政府が確保したチャーター機45機が64ルートを移動。イージージェットやヴァージン航空などが旅客機を提供したといわれる。
ピーター・ファンクハウザー最高経営責任者は経営の破綻を「とても残念だ」とし、利用客ならびに数万人の従業員に謝罪した。
業績の悪化について同社は「トルコなど英国人に人気の渡航先で政情不安が続いたり、今夏の熱波、ブレグジットに伴う先行き不透明感によって海外旅行を控える傾向が続いたりしたため」としているが、同社はオンライン旅行代理店やLCCなどとの激しい価格競争にさらされていた。
さらに肝心の旅行代理店業務においても近年は旅行者が代理店に頼らず、自ら旅行の計画を立てるようになっている傾向も経営の悪化に拍車をかけたとみられる。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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