ロンドン地下鉄が、大幅に増加する乗客に対応し切れていないことが改めて指摘され、厳しい批判の声があがっていることを「イブニング・スタンダード」紙が報じた。
ロンドン地下鉄では、ラッシュ時などに駅構内に人があふれ、危険だと判断された場合、利用客のプラットホームへの進入規制を行っている。ロンドン市議会は、2018年から19年の間にそうした進入規制が合計559回、発動されたことを明らかにした。これは昨年の378回を48%も上回る数字となっている。
この状況を改善するため、ビクトリア駅ではすでに拡張工事が施され、バンク駅も大規模な拡張工事の真っ只中だという。その一方で、カムデン・タウン駅やホルボーン駅では、工事が遅延しており、いまだ終了の見通しがたっていないことも報告されている。
進入規制が最も多発したのは、ハイベリー・アンド・イズリントン駅で、昨年は104回を記録。前年の39回を大きく上回った。また、フィンズベリー・パーク駅が49回でワースト2位となっている。
この原因として、ロンドン市議会の保守党議員らは、ロンドン市長であるサディク・カーン氏が4年間、運賃をすえおきとしたため収益増が見込めないこと、また、ロンドン交通局の運営状況がおもわしくなかったことなどより、有効な手を打てずにいると主張している。
ロンドンは観光、ビジネスの中心地。利用者の数も多い中、この問題は深刻。ロンドン地下鉄関係者に、世界一の乗降者数を誇る新宿駅を参考にしてみてはいかがだろうか、と進言してみたいところだ。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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