
■レスタースクエアにある英国最大のカジノ「ヒポドローム(Hippodrome)」の前で起きた暴行事件に関する裁判で、被告の男性が出廷せず逃走したとして、警察が行方を追っている。「デイリー・メール」紙(電子版)が報じた。
事件が発生したのは、6月18日の深夜3時頃。路上生活をするローワン・ラッセルズ被告(41)が、ホームレスの男性3人に追いかけられ、ヒポドロームの前で殴る蹴るの暴行を受けた。それを目撃したヒポドロームのドアマン2人が止めに入ると、3人は逃走。しかし、助けられたラッセルズ被告は、ドアマンに感謝することなく「なぜもっと早く助けなかったんだ!」と叫び、彼らがイスラム教徒であることを見て取ると、「お前らは合法でこの国にいるのか? イスラム教徒は国に帰れ!」と人種差別的な暴言を吐きながら暴れ、血が混じった唾を吐きかけるなどしたため、駆け付けた警察官に逮捕された。
警察の調査により、ラッセルズ被告はヨークシャーのリーズ近郊にある大邸宅「ヘアウッド・ハウス」=写真右下=に居住する名門貴族、第8代ヘアウッド伯爵デイヴィッド・ラッセルズ氏(68)の甥であることが判明。第6代当主のもとにジョージ5世=同左=の娘メアリー王女が嫁いでおり、王室と極めて近い血筋を持ち、第65位ながらも王位継承権を所持する。
ラッセルズ被告は映画業界で働くことを希望していたが上手くいかず、フランスのサーカス団に所属。世界中を巡りながらも先々で騒動を起こし、警察に逮捕されるなど「問題児」だったという。英国に帰国して以降は、ホームレス生活を送っていた。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
























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