「本当に投稿していいの?」 インスタグラムいじめ投稿対策

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■写真共有アプリ「インスタグラム」は8日、書き込みを投稿する前に「本当に投稿しますか?」とユーザーに尋ね一旦打ち込んだ投稿への再考を促す機能の追加を発表した。いじめにつながる投稿をなくすのが狙いという。BBCが報じた。

2017年にSNSでのいじめが原因で自殺したモリー・ラッセルさん(当時14)などの事件を引き金に、ネット上のいじめや有害情報の拡散問題等に対する批判が集まっており、インスタグラムは対応に迫られている。
同社の最高経営責任者アダム・モッセリ氏は「この機能はインスタグラム上でユーザーたちがどのようにいじめて、どう対応しているのかを深く理解した上で準備された。しかし問題解決に向けての長い道のりの、たった2歩を歩みだしたに過ぎない。問題を解決するためにやれることはもっとある。また、いじめのターゲットとされている人たちが、相手に立ち向かうためにもっと力を与えることもできる」と述べている。
モリーさんのケースでは死後、家族がモリーさんのアカウントに「うつ」や「自殺」に関する悲痛な情報が多数残されているのを発見。モリーさんの父親はインスタグラムが自殺を助長させたとコメントを発表して注目を集めていた。
新機能では人工知能(AI)を活用。不適切だと通報されがちな投稿内容と共通点がある単語や文章を検知。さらに「詳細」をクリックすると「過去に通報されたコメントに類似性が見られます。投稿をもう一度考えるよう皆さんに通知しています」という表示が出る。無視して投稿を続けることも可能だが、検証の結果、一部の人はコメントを取り消したり、内容を柔らかいものに書き換えたりといった行動が見られたという。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)