ガン啓発広告に非難…肥満と喫煙を一緒にしないで!

■ ガンに関する調査や啓蒙活動を行う「キャンサー・リサーチUK」が始めた新たなキャンペーンが批判を受けている。英各メディアが伝えた。

キャンサー・リサーチUKでは、肥満問題に関するキャンペーンを発足。タバコのパッケージに「肥満もガンの原因となります。喫煙のように、非常に多くの成人が肥満であるがゆえにガンの重大なリスクにさらされています」とのスローガンを記載した。
ところが、これを見た人々から「肥満の人に対して無神経」であるとして非難する声が上がっている。
ケン・リンチさん(46)は、「肥満と喫煙を結びつけるのはあまりにも安易すぎる。喫煙者はタバコを止めることができるが、肥満の人が突然肥満を解消することはできず、時間と懸命の努力を要する」と指摘。一方、栄養士でカウンセラーのシモーヌ・ハーディングさんは、「(このスローガンは)体重超過は不名誉なことだと社会に植え付ける可能性がある」とコメントしたとされる。
英国では、肥満に起因するガンが年間2万2800件報告されており、喫煙に起因するガンの5万4300件と比較すると少ないものの、大腸ガン(bowel)、腎臓ガン(kidney)などは喫煙者よりも肥満の人の方が多いことが分かっているという。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)

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