ウィンブルドンの「ストロベリー・クリーム」はジャンクフード!?

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5月もなかばとなり、ようやく気温があがり始めてきたここ英国。まだまだ夏は先のことだが、夏の始まりを告げるイベントといえるのが、ウィンブルドンのテニス選手権。今年は7月1日から2週間、行われる予定だ。このウィンブルドンで欠かせない食べ物といえば、「ストロベリー・クリーム」。イチゴに生クリームをかけただけのシンプルなデザートながら、ウィンブルドン開催期間中だけで27トンのイチゴと6816リットルのクリームが消費されるといわれている。それほどの人気を誇るこのデザート、フルーツ主体の食べ物に見えるのだが、ロンドン地下鉄の広告基準からみるとジャンクフード=「非健康的」のレッテルをはられ、地下鉄構内などでは広告掲載が認められない食べ物に分類されてしまうという。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。

健康志向が強いことで知られる、ロンドンのサディク・カーン市長は、ロンドン交通局に働きかけ、塩分が強いもの、糖質が多いもの、脂肪分が多いものについて、地下鉄構内や車両内で広告を掲載することを禁止。 今年の2月からスタートしたこの規制はかなり厳しく、オリーブオイル、チーズ、果物の缶詰、ハチミツなど、「え、こんなものまで?」と意外に思う食物も広告掲載禁止の対象となっているという。「ストロベリー・クリーム」もストロベリーはOKだが、クリーム(英国の「ダブル・クリーム」または「シングル・クリーム」を用いるのが一般的。形状はホイップ・クリームではなく、濃いミルク状)が『ひっかかる』と説明されている。 伝統ある「ストロベリー・クリーム」をジャンクフードと呼ぶのは失礼だと思うのは筆者だけ?

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)