■ 4月15日昼頃、地球温暖化防止や野生動物保護を訴える環境団体の呼びかけで終結した数千人の人たちが、マーブルアーチやオックスフォードサーカスなど主要道路を封鎖。それ以来、ロンドン中心部の交通は麻痺したままだ。逮捕者は18日現在で400名を超え、警察の拘置所が足りない事態になっている。この環境団体の趣旨に賛同している、サディク・カーン市長は、このまま静観するつもりなのかと批判の声が高まっている。
抗議団体「Extinction Rebellion」(絶滅への反抗)が封鎖したのはウォータールー橋、オックスフォードサーカス、マーブルアーチ、ピカデリーサーカス、そしてパーラメントスクエアの5ヵ所。交通量の多い交差点が閉鎖されたことでロンドンの交通は大混乱に陥っている。彼らの狙いは主要交差点を封鎖することで交通網を遮断し、通勤客らの足止めをすること。ロンドン交通局によると路線バスの20路線が迂回を余儀なくされ、市民や観光客の足は乱れ続けている。 女優のエマ・トンプソン(DBE)や元カンタベリー大司教などの後ろ盾を得た抗議団体は政府に対し、地球温暖化や野生動物の減少への早急な打開策の提示を訴えている。具体的には2025年までの二酸化炭素排出量ゼロを訴えており、要求が認められない場合、抗議活動を29日まで継続するとしている。 ロンドン交通局の広報は「乗客とスタッフの安全を確保するのが我々の使命。警察と密に連携して今後の行方を慎重に見守る」とコメント。一方、メトロポリタン警察は団体に対して道路封鎖をマーブルアーチに限定するよう『要請』はしたものの、状況はまったく改善されていない。 一般市民の生活をおびやかす、このような行為がまかりとおっていいのか!と強い怒りを覚えるのは、筆者だけではないだろう。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
























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