ロンドンのバス路線網の効率化を掲げ、複数のルートの廃止、短縮などを画策する、ロンドン市長サディク・カーン氏だが、このほど、市民団体などからの猛反発をうけ、3ルートに関しては変更を断念したことを、「イヴニング・スタンダード」紙が伝えた。
11、19、22番の3路線について、カーン市長はルートの短縮を提案していたが、ロンドン郊外に住む、特に経済的に恵まれない層の家庭にとっては、通勤路の変更、ケースによっては、バスよりも高い地下鉄やナショナル・レールでの通勤を強いかねない、深刻な問題だと強い抗議の声があがっていた。
カーン市長は、抗議に屈する形で、これら3路線のルート短縮はあきらめたものの、東ロンドンのタワー・ゲートウェーとロンドン中心部のコヴェント・ガーデンを結ぶRV1については、6月に廃止することを決定。また、ロンドン北部のウォルサムトウと同南部のロンドン・ブリッジをつなぐ48番については、10月に運行を停止することを決定したと発表。利用者からは不満が聞かれている。カーン市長はじめ、ロンドン議会議員は、これら2路線をまったく使ってないから、廃止してもへっちゃら、というところだろう。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
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