米TVドラマ「将軍」のモデル、三浦按針の骨見つかる

■関ヶ原の戦い直前の日本に漂着。徳川家康に気に入られ、その後サムライになった三浦按針ことウィリアム・アダムス。1980年代の米テレビドラマ「将軍」のモデルともなったイングランド人のものとみられる人骨が400年の時を超え、長崎県平戸市で見つかった。「デイリー・メール」紙(電子版)が報じた。

ウィリアム・アダムスはロンドンで船大工の修業を積んだ後、スペインの無敵艦隊撃退にも従軍。その後、オランダ船リーフデ号に乗り、一獲千金を求めて新天地を目指したが病気や嵐に翻弄され1600年、大分県の海岸に漂着した。
家康は航海術や造船の知識を持つアダムスに興味を抱き、外交のアドバイザーとして抜擢。イングランドへの帰国を望むアダムスに三浦半島に領地と按針(パイロットの意)という名前を与えて旗本とした。イングランド帰国のチャンスが一度訪れたが、英東インド会社の若い代表の見下した態度に腹を立て帰国を断念した。
家康の死後は幕府から冷遇され、長崎の平戸で亡くなったと言われていた。しかしこれまでアダムスの遺骨は確認されておらず、土砂崩れで流されたものとされてきた。 この度日本の考古学者がアダムスの塚の近くにある古い墓地から出土した1600年前後のものと思われる人骨のDNAを調べたところ、北西ヨーロッパ人のものと特定され、アダムスのものである可能性が高まった。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)