ナイフ犯罪の激増をくいとめろ!警察官の犯罪捜査権強化

■今年に入り急増するナイフ犯罪を未然に防ぐため、イングランドとウェールズの警察における犯罪捜査権が強化されたことがわかった。BBCが報じた。

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英国内でのナイフを使った刺殺事件は年々急増しており、昨年は285人の死者が出るという最多記録を更新。こうした状況への対策として、内務大臣サジッド・ジェイビッド氏は、暴力事件等が発生する可能性がある場所において、疑わしいと思った人々に対して警察官は任意で捜査してよいことを認める方針を発表した。この捜査権強化策が試行されるのは、ロンドン、ウェストミッドランド、サウスヨークシャー、ウェストヨークシャー、グレーターマンチェスター、マージーサイド、サウスウェールズの7地域。
有効な対策を講じられない政府や警察に対し、厳しい批難の声をあげていた国民は、ようやく試行された対策について、「期待外れで後退的、効果はないだろう」と批判。これまで黒人を不当にターゲットにした捜査を警察が行っているとして、数年前から論争の的になっていたが、人種差別問題のさらなる深刻化が懸念されている。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)