■エチオピアで発生したボーイング社の新型旅客機737MAXの墜落事故で米政府の専門家が、失速防止装置が誤って作動していたという暫定的な見解を発表した。「ウォールストリートジャーナル」が報じた。
2019年2月に撮影された事故機。写真提供 LLBG Spotter
同機はアディスアベバ空港から離陸して1分後にフライト制御の問題を管制官に報告するも飛行継続を決断。しかしその2分後、運航上の限界を越える速度にまで加速。パイロットは空港への引き返しを要求した。専門家は機体上昇中にMCASと呼ばれる失速防止システムが誤作動したと言及。MCASは機首が上がり過ぎて失速する恐れが発生した際、機首を自動的に下げさせるシステム。誤作動の結果、パイロットの意志に反して機体は突然機首を下げ、そのまま地上に向かって急降下したとする説が唱えられている。回収されたブラックボックスにはパイロットの一人が「ピッチアップ、ピッチアップ(機首を上げろ)」と叫ぶ声が録音されていた。しかし機体はそのまま墜落。乗員乗客157名が死亡した。離陸からわずか6分後のことだった。
米当局は昨年10月、189人が犠牲となったインドネシアのLCC、ライオンエアーの同型機が墜落した事故と同様、同装置が誤作動したとの見方を強めている。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
























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