TV ライセンス詐欺メール、編集部にも届いた!

2ヵ月ほど前に「TVライセンス詐欺が猛威!3ヵ月で5千人以上が被害」というニュースをお届けしました。今月初め、ジャーニー編集部にもその詐欺メールが届きました。TVライセンス詐欺の記事を掲載したばかりだったのでもちろん警戒しました。しかしオフィスと自宅の両方のTVライセンスを払っているので本物の更新メールも年2回届きます。その上、更新のタイミングがうろ覚えなため、一瞬「本物か?」と思ってしまいました。
イギリス人スタッフに見てもらったところ更新を促す英語に微妙な文法上の誤りがあり、どうも送り主はネイティブのイギリス人ではなさそうでした。しかし本物と思い込み、指示に従って画面操作していくと、ライセンスの更新をしたつもりが銀行口座の情報をゴッソリ盗み出されるという寸法です。

弊社宛に届いた詐欺メール(一部、個人を特定できる部分は加工しています)。

写真上部、差出人のアドレスはモザイクを入れていますが本来ならとなるべきところが<日本人の名前@Plande.jp>となっています。まさか犯人が日本人とは思いませんが、この辺りの仕組みや狙いは良く分かりません。広く知られるようになった今でも「オレオレ詐欺、振り込め詐欺」の被害に遭う人が後を絶たず、なぜだろうと不思議に思っていましたが、いざ自分の身に起こってみると100%の自信を持って対処するのは難しい。
イギリスでも最近、オレオレ詐欺のような特殊詐欺が横行し始めていると聞きます。以下、ロンドンで実際にあった例です。ある日警察を装った人物から高齢女性宅に電話が入り「あなたの銀行口座がハッキング被害に遭った。直ちに我々が指定する安全な口座に現金を移した方がいい。私たちがその手伝いをします。あなたの家に私服警官が行くのでそれまでに現金を用意しておいてください」と言われたそうです。この方は詐欺と思わず家に来た人物に現金5000ポンドを渡してしまったと報じられています。
高齢者がターゲットになり易いという点も日本のオレオレ詐欺に非常に類似しています。人を疑って生きるのは嫌だけど、世の中いい人ばかりじゃないのも事実。皆さんもどうぞお気をつけ下さい。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)