犯行の半数は十代の若者たち…ナイフ犯罪が止まらない!!

英国では近年、ナイフを凶器とする犯罪が多発しておりニュースで見聞きしない日はないというほど物騒な時代になっている。そのような中、ロンドン警視庁がナイフ犯罪の半数は若年層によるものであったと発表したことを「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。

警察のデータでは、ナイフ犯罪の加害者のうち15~19歳の若者が41%を占めていたことが判明。10~14歳のより低い年齢層の子ども達も8%にまで及んだという。
さらに、若者の犯罪率の増加とともに、こうした事件は一層残酷さを増しているとして懸念が示されている。
ロンドン警視正アディ・アディルカーン氏は「経済的に恵まれない家庭の出身で、学校を退学したあと、まわりに手本となるような人物もおらず、街を徘徊した末に早い段階で軽犯罪に手を染める、という構図は、犯罪組織(英国では「ギャング」と呼ばれる)のメンバーとなってしまう人々のたどる道とほぼ同じ」とコメント。「警察に限らず我々大人が街中に目を光らせ、しっかりと責任を果たすことで若者による犯罪数の増加を食い止めたい」と話している。
昨年のナイフ犯罪の件数は、前年よりも8%増加して、39818件だった。このうち、ロンドン市内での事件は、イングランドとウェールズ全土のうちの35%にものぼる。また、ロンドンで発生した135件(2019年2月28日時点)の殺人事件のうち、79件がナイフによるものだったことも報告されている。

 

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)