認可された薬剤について、原則として無料である英NHS(国民医療サービス)だが、それぞれの薬剤を処方してもらうにあたり、イングランドでは「処方箋料(prescription charge)」がかかる。この処方箋料が現行の8.80ポンドから9ポンドへと、この4月1日より値上げとなることが分かり反発の声が聞かれている。「メトロ」紙が伝えた。
もともと、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド在住者に関しては処方箋料は無料で、イングランドのみ有料という現在のシステムに対して、イングランド在住者は強い不満を抱いている。 4月1日からの値上げでさらに不公平感が強まることになり、特に、経済的に恵まれていないにもかかわらず処方箋料の無料対象とならない家庭などにとっては負担が大きくなるとして批判も高まっているが、NHSでは聞く耳を持たない様子。 ちなみに、処方箋料は16歳未満、60歳以上は無条件に、また、16~18歳の生徒、妊婦、出産後12ヵ月以内の母親(いずれも証明書が必要)、社会福祉を受けている家庭などは免除される。 NHSのために、所得からすでにかなりの金額を天引きされていると考えているイングランド在住者にとっては、うれしくない春の到来といえそうだ。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
























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