■ 冷凍製品、あるいは缶詰として販売される野菜や果物は、スーパーに並ぶ生鮮なものより栄養価が高いケースが少なくないことが実験で明らかになった。「デイリー・メール」紙(電子版)が報じた。
チェスター大学が行った調査で、ラズベリー、パイナップル、スイートコーン、人参、エンドウに関し、冷凍製品と、スーパーの店頭で「フレッシュ」と銘打って販売される商品、缶詰との栄養価を比較。冷凍製品、あるいは缶詰が「フレッシュ」な製品よりビタミン量が豊富なケースがあったことが確認されたという。
冷凍製品で、ビタミンCが最も多く含まれていると認められたのは、ラズベリーとエンドウ。逆に店頭に並ぶ「フレッシュ」なラズベリーは、最もビタミンCが少なかったことも判明した。一方、パイナップルと人参は、冷凍と店頭に並ぶものでは栄養価に差はなかったが、缶詰は冷凍製品や店頭販売の商品よりビタミンCの量が少なかったという。さらにスイートコーンについては、店頭に並ぶもの、缶詰、冷凍製品の順にビタミンCの含有量が高かった。
新鮮な青果に含まれる微量栄養素は、収穫後、除々に減少する。しかし収穫してすぐに冷凍、缶詰にすることで、栄養豊富なままでビタミンやミネラルを保存することができる場合があると説明されている。また通常、「フレッシュ」な野菜や果物は長距離、長時間の輸送を経て店頭に並ぶことが多い点も栄養価の低下を招いていると推測される。
栄養士のシャーロット・スターリング氏は、「一部の野菜や果物については、冷凍製品や缶詰からでも豊富な栄養の摂取が可能だと証明された。安くて便利だからと冷凍・缶詰の野菜や果物を買う人たちにとっては、まさに一石二鳥」と話している。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
























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