インスタグラムが決断!自傷行為の画像削除

画像共有サイト「インスタグラム」の責任者アダム・モッセリ氏は7日、今後はリストカットなど、自傷行為の画像掲載を禁止すると発表した。BBCが報じた。

これは2017年に自ら命を絶ったモリー・ラッセルさん(享年14)が自殺前、インスタグラムでリストカットや自殺関連の投稿を閲覧していたことから、教育相がインスタグラムに企業努力を要請していたものを受けての措置。イングランドでは過去8年で10代の若者の自殺件数が2倍近くに膨れ上がっている。2010年の調査時には自殺者の割合は10万人に3人程度だったが、最近は5人以上に急上昇していた。特に15~19歳での増加が顕著だという。
モリーさんの父親イアン・ラッセル氏(55)は「モリーは自殺した夜、機嫌よく自分の寝室に入って行った。しかしその後、インスタグラムで自傷行為等の画像を見た後に自ら命を絶った。インスタグラムが自殺を後押ししたことに疑う余地はない」と憤る。今回の決定を歓迎しつつも「できるだけ速やかに実行して欲しい」と要求した。

ディナーの席ではスクリーンタイムを

スクリーン(Screen)とは「ついたて」や「覆う」こと。インスタグラム等を見て自殺に走る子どもたちの命を守るため、英国の4人の医療専門家が、夕食のテーブルや寝室に携帯電話の持ち込みを禁じるよう提言している。また、政府は子どもたちがスマホ等の画面を2時間見た後は休憩するなど、ガイダンスを発表した。これはマット・ハンコック保健相がインスタグラムの代表、モッセリ氏との会談で自傷行為等による自殺防止に関して話し合った後に提唱された。
● 夕食時のテーブルに携帯電話やモバイル通信機を持ち込まない。家族間での会話を最優先する。
● 就寝時には携帯など外部と繋がる機器をベッドルームに持ち込ませない。
● 交差点や道路を渡る時など、全神経を集中しなければならない状況で携帯機器を使わない。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)