現在1万人のシェフを大募集中!シェフ不足の意外な原因とは?

■セレブ・シェフたちの料理本が好調な売り上げを見せ、テレビでは腕に覚えのあるアマチュア・シェフたちが競う料理番組が高視聴率をあげている英国。シェフを目指す人が増えているような印象を受けるが、現実はその逆だと「デイリー・テレグラフ」紙が報じている。

飲食産業の業界サイト『The Caterer』には、現在、シェフを募集する広告が1万件も掲載されているという。アマチュア・シェフたちが挑戦する『MasterChef』や、お菓子作りを愛するアマチュアが課題に取り組む『The Great British Bake Off』といった番組の人気の高さを考えると、飲食業界がシェフ不足に悩んでいることが意外に思える。しかし、業界関係者によると、こうした番組を見て、常に時間との戦いに追われ、ストレスとプレッシャーの中で調理しなければならないシェフを目指すことに対し、二の足を踏む人が増えているのだという。また、前述の料理番組の出演者たちを見て、「自分の腕ではプロになるのは無理」とあきらめる人も少なくないと指摘されている。人気番組の予想外の影響に、業界関係者も頭を抱えているようだ。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)