『合意なき離脱』の場合…サックリ、簡略関税手続き導入の方針

英国政府はEUから「合意なき離脱」をした場合に備え、大陸からフェリーや鉄道で英国に入国するトラックの関税検査を簡略化する方針を打ち出した。BBCが報じた。

輸入業者や輸送業関係者向けに英国歳入税関庁(HMRC)が発表したこの方針では、業者はオンラインで事前に書類を提出。関税を後払いすることとなる。書類を申請したトラックは国境でそれ以上の書類審査等を受けることなく、直接英国に入国可能となる。入国後、24時間以内にネット経由でHMRCに積み荷受け取りを通告。一ヵ月以内に関税を支払う。
今回発表された簡略化された関税手続きは、仮にEUから合意のないまま離脱した場合、離脱日から最低でも1年間適用されるという。輸送業界はこれまで合意のないままEUから離脱した場合、英仏海峡の港々にトラックの長蛇の列ができると警告していた。今回提出された簡略化手続があってもなお、混とんは避けられないとしている。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)