■ 日本では「義理/本命チョコ」に加え、「友チョコ」まで定番になったバレンタインが、ここ英国ではやっぱり愛する人にわかりやすいギフトを贈る日。今号では、定番のチョコレートから雑貨まで、贈ってみたい貰って嬉しい愛を伝えるバレンタイン・ギフトを大特集!(文/ネイサン弘子)
Hotel Chocolat.
Straight from the Heart Chocolates £49.95
ハート型のボックスに詰められ、ラッピングいらずでそのまま贈れる、いかにもバレンタインなチョコセット。『砂糖少なめカカオは多め』の上質なプレーン系、フルーティーな果実系、ナッツ系など、特に人気の高い35種のチョコレートがずらり。
The Cornish Hamper Store
Strawberry Love Heart Scones £3.95
日本でじわじわブームとなっているスコーン。淡いピンク色のハート型に焼いた可愛らしいスコーンは、コーンウォール産いちごの、甘くジューシーな風味なのだとか。バレンタインのティー・タイムに紅茶を入れて、キュートで優雅な時を。2個入。
Fortnum & Maison
Valentine’s ‘I Love You’ Pie £39.95
厳選された放牧飼育の豚肉を、黄金色のクラスト生地で包んだポークパイ。「愛してる」をストレートに伝える贈り物。野菜をマスタード風味の甘酸っぱいソースで漬けた、同店の「Piccalilli」をたっぷり添えていただくのがおすすめだそう。
Emma Bridgewater
Personalised Pink Hearts 1/2 Pint Mug £27
表面に27文字、底面に16文字までの文字を入れられる、特別な人への心のこもったギフトとしてぴったりのマグ。焼き物の里「ストーク・オン・トレント」で手描きされる一点もののマグに気持ちを込めて送ってみよう。実用的な所も嬉しい。
Jellycat
Cream Bunny with Rose £40
王室御用達としてもお馴染み、ロンドン発で今では世界的な人気を誇る「ジェリーキャット」の定番の耳たれバニーが、真っ赤なバラを抱えたぬいぐるみ。タイムレスな可愛さが魅力。耳に名前を入れることができる「Personalised Cream Bunny with Rose」(£45)もあり。
Pandora
Red Heart & Arrow Murano Glass Dangle Charm £69
ご当地デザインや季節もの、キャラクターものなど、豊富な商品ラインナップでコレクション性がある「パンドラ」の、ハートと矢をデザインしたシルバーとガラスのチャーム。ガラスの中の矢は「love」の文字。
AMI
Blue Cotton Classic Long Sleeve Shirt Button Down Collar with Embroidered Adc £230
胸元に小さくAとハートが刺繍されたセンスの光るシャツ。ユニセックスとして販売されているが、赤いハートでもこれくらいならメンズでも着こなしやすい。ホワイトもあり。ボタンはマザーオブパール。
Bella Freud
Love Is The Drug Jumper £375
元ヴィヴィアン・ウエストウッドのデザイナーである「ベラ・フロイド」のカシミヤ混ニット。彼女のアイコニックなロゴデザインで「愛こそがドラッグ」のメッセージ。ちなみに精神科医のジークムント・フロイトは彼女の曾祖父。
Valentino Garavani
Coeur Royal Bag Charm with Key Ring in Metal and Enamel £420
今シーズン、個性を演出するアクセントとして注目されているバッグチャーム。「桁がひとつ多くない!?」と、目を疑ってしまう値段らしく、アイコニックなVロゴがあしらわれたハートは上品な印象。
今さらながら…、バレンタインって何?

起源:3世紀後半(約270年頃)の古代ローマ
バレンタインって?:実在したキリスト教の司祭、聖バレンタイン(St. Valentine)
バレンタインデーの由来:「兵士は結婚禁止」であった当時、バレンタイン司祭は密かに恋人たちを結婚させた。そのため司祭は2月14日に処刑され、その日が殉教日となった。後に「愛を守った人」と称えられ、14世紀頃から詩や文化の影響で「恋人の日」として広がったということが伝統的な逸話として知られている。
チョコレート:まだチョコレートが高級品で特別感のある贈り物であった1860年代。英チョコレート会社「 Cadbury」 が装飾されたチョコレートの箱 をバレンタインに合わせて売り出し、その後さらに箱をハート型にして商品化し大ヒット。これを一端としてバレンタインの贈り物としてチョコレートが広まっていく。日本では1950年代後半に「メリーチョコレート」のキャンペーンで「女性→男性のチョコ贈り」が広まった。ちなみに男性から女性へのお返しをする「ホワイトデー」は1970年代に誕生した日本特有の習慣で、菓子業界によって広められた。
週刊ジャーニー No.1429(2026年1月29日)掲載







