■物価が高いロンドンでおしゃれなアイテムをお手頃な値段でゲットでき、さらにその代金が募金につながる一石二鳥なチャリティショップ。数あるチャリティショップの中でもセンスのいいアイテムが揃う4つをご紹介。おりしも、英国の年末は「チャリティ(慈善活動)」の季節でもある。この機会に試してみては?
上品で大人向け! Shelter
- 目的
- 「Home is Everything」をテーマに、
1)住環境の改善に取り組む。
2)ホームレスや劣悪な環境にある人々の生活を改善するための法律や政策の成立を目指すキャンペーンの実施。 - 対象年齢
- 20代後半〜40代
- 価格帯
- トップス £20~
ワンピース £30~
靴 £15~
センスのいいアイテムが揃う!Mary’s Living & Giving Shops
- 目的
- 「Save the Children」をテーマに、
1)すべての子供を対象に教育・食・医療の面からサポート。
2)2030年までに以下の目標を掲げている。
・5歳の誕生日前に予防可能な原因で死亡する子どもをなくす。
・すべての子どもが質の高い基礎教育を受けられるようにする。
・子どもに対する暴力をなくす。 - 対象年齢
- 20代後半〜40代
- 価格帯
- トップス £20~
ワンピース £35~
靴 £15~
古着屋に劣らない品揃え!Traid
- 目的
- 1)廃棄・消費量、および二酸化炭素排出の削減などを通して、衣服が環境に与える影響を軽減。
2)繊維産業の労働条件・環境の改善を目指す。
3)衣服が環境に与える影響についての認識を高めるキャンペーンの実施。 - 対象年齢
- 10代〜20代
- 価格帯
- トップス £10~
ワンピース £20~
靴 £10~
子供用品専門ショップも!Fara Kids
- 目的
- ルーマニア全土で社会支援サービスへの資金提供、管理、改善事業を行い、生活の質と機会を向上させ、ルーマニアの子どもたちと家族を支援すること。
- 対象年齢
- 乳幼児〜小学生くらい
- 価格帯
- トップス £8~
ワンピース £15~
靴 £10~
各ショップに地域色がある!
ハムステッドエリア→上品、カムデンエリア→個性的などエリアによって品揃えや雰囲気が違う。
また、ユダヤ系住民が多いとされる地域にはジューイッシュアイテムが揃っていたり南ロンドンではアフリカンアイテムの品揃えが豊富だったりするのも、近隣住民の寄付で成り立っているチャリティショップならでは。
オープン時間に注意
ボランティア不足が著しく、本来空いているはずの日に空いていなかったり、早めに閉まったりすることもしばしば。お出かけ前に電話でご確認を!
セールもある!
チャリティショップでも夏や年末年始にセールが催される。コートや靴以外なんでも一律5ポンド!なんて分かりやすくてありがたいセールが実施されることも。
セール情報はツイッターやインスタグラムでチェック。
アイテムの寄付の方法は?
基本は各ショップに直接持ち込む形。「Traid」は街中にある寄付ボックスに入れる方法もあり。
週刊ジャーニー No.1271(2022年12月22·29日)掲載